昨年 10 月から今年 9 月にかけて関東各地で開催された LoM 予選。この予選を経て本戦への権利を獲得した 43 名が終結した。 スイスラウンド 12 回戦。スタンダードとオンスロートのブースタードラフトで争われる予選を通過した 8 名だけが、日曜の決勝へと進めるのだ。
戦いはまだ始まったばかり。その熱い戦いを逐次お伝えしよう。
有田「サイカトグ。一応青緑も」 |
志村(GP宇都宮アマチュア1位)「青黒サイカトグと、赤白or赤緑のビートダウンも試してみたいですね」 |
中島(萌えなかちかトークン)「浅原サン任せなんで…(笑)」 |
IPA+OTJ 環境のスタンダードは今月でおしまい。環境の総決算での一番人気は、赤入りサイカトグであった。赤入りサイカトグ 10 人、サイカトグ 4 人、青緑 6 人、対立 3 人と続く。 最大宗派であるサイカトグに対して、いかなる戦いを挑むか。この環境では常にこの命題がつきまとっていたといえるだろう。
スタンダード 6 回戦を終了して、全勝はない。5 勝で 3 人が並ぶ展開となった。その彼らに質問を投げかけてみた。
高橋「《火花鍛冶/Sparksmith(ON)》ですね。やっぱり」 |
平山「(カード名覚えてないからなー、と独り言を言ってから)《火花鍛冶/Sparksmith(ON)》」 |
樽「無難に《火花鍛冶/Sparksmith(ON)》かなぁ」 |
7 回戦より、新エキスパンション Onslaught でのブースタードラフトが始まった。 2 週間前に発売されたばかりの新セットを前に右往左往するプレイヤーもいれば、きっちり練習をこなし、確固たるドラフトをする者もいた。 練習を積み重ねたものが確実に勝ちを重ねることができるこのフォーマット。決勝ラウンドへと駒を進めるためには、けっしておろそかにすることはできないのだ。
決勝ラウンドへの最後の望みをかけて、セカンドドラフトが行われる。
その決勝進出を狙う崖っぷち、15 点で全勝縛りの選手に聞いてみました。
藤平太郎「(やっぱ緑で…)」 (こっちは他人に聞かれない様に聞けたンだけど…) |
山下弘樹「(赤緑を…)」 (上家の中島「おっしゃー!、俺もー!」) (下家の有田「これで赤緑やらなかったら怒るでっ!」) 山下:「赤緑狙いますッ!!」 (…二番卓の皆さん、お願いですから聞き耳立てないで下さい…) |