ラウンド 4 : 八十岡翔太 vs. 樽元気
1 番ポッドのロチェ。3 番席に座った八十岡は緑赤を。5 番席に座った樽は白青をドラフトした。
Game 1
八十岡の先行。
《タリスマン》の加速から《ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker》が速攻アタック。これを樽はさらりと《急報/Raise the Alarm》で迎撃。そのように緑赤 vs 白青の火蓋は切られた。
樽の《ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear》装備の飛行クリーチャーに対して、八十岡は《十二の瞳/One Dozen Eyes》のトークンを並べたり、《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》 《粉砕/Shatter》などの赤除去カードで対抗。激しい殴り合いになる。
守りの要であった《機械仕掛けのヴォラック/Clockwork Vorrac》が《粉砕》で破壊され、一気に脆くなった樽の場。装備の優位はあるものの、一気に攻め込まれ残りライフを大きく削られる。
樽も、八十岡のブロッカー《テル＝ジラードの射手/Tel-Jilad Archers》に《拘引/Arrest》し、《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》を装備した《ヨーティアの兵/Yotian Soldier》ともどもアタック。
懸命な殴り合いで八十岡のライフを必死に削る樽だが、八十岡の《太陽のしずく/Sun Droplet》はこの殴り合いに確実に優位をもたらし、激しかったダメージレースも八十岡のペースに。
樽、競り負ける。
樽 0 - 1 八十岡
Game 2
樽は 3 ターン目、若干悩み《ヨーティアの兵》で出発。次のターンには《ヴァルショクの戦具》。そして《コバルトのゴーレム/Cobalt Golem》を召喚し強烈な飛行アタックを試みるが、その戦具にはすぐに八十岡の《粉砕》が飛ぶ。
しかし今度は《ヨーティアの兵》に《ヴァルショクの篭手》装備する樽。5/6 タップしないで攻めたて、八十岡の多くのパーマネントを持っていく。
いつしか樽の場には《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》までも降り立ち、装備をまといながら飛行アタックしていく。この強烈な飛行アタッカーには引きのかみ合ってない八十岡は何一つ対処できず。
今からではダメージレースをひっくり返すこともできない八十岡。樽の飛行と装備の勝利。
樽 1 - 1 八十岡
Game 3
2 ターン目《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard》、3 ターン目《ヴァルショクの篭手》というコンボセットから入る樽。4 ターン目からまたしても 6/6 のタップしないアタッカーが八十岡をガスガス攻める。
八十岡もきれいにクリーチャーを展開しているが、あの 6/6 に明確な回答を得ていない。《ヴァルショクの篭手》は噛み合うとほんと強い。
樽の場には《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》も戦列に加わり、ライフ残り 8 の八十岡はさらにキツクなる。さらには《コバルトのゴーレム》までも出る始末。
八十岡の《骨断ちの矛槍/Bonesplitter》も《粉砕》も、そのころにようやく放たれたが、もうすべては遅すぎ。緑赤はまたしても白青飛行と装備の前に敗れ去った。
樽 2 - 1 八十岡