Lord of Magic Championships 2003

ラウンド 6 : 森勝洋 vs. 三浦裕士郎

by 今井公雄

本日初のフューチャーリングとなる 2 人。 勝ったほうが 1st Pod のドラフトとなり、決勝への道が大きく広がる。

森は白赤、三浦は赤緑。 森が白のクリーチャーに装備品をつけて押し切るか、三浦が各個のクリーチャーパワーで押し切るかの勝負となる。

Game 1

三浦裕士郎

先行は森。

森は、「土地が無いよ〜」 の一声と共にマリガン。 さっさとカードを集めて軽くシャッフルしなおす。

マリガン後の森の手札は……なかなかよさそうである。

森の動きを見ていこう。

1 ターン目 《ゴーレム皮の篭手/Golem-Skin Gauntlets》

2 ターン目 《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard》

3 ターン目 《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》 をプレイ。 《レオニンの居衛》 に装備して攻撃

4 ターン目 《レオニンの居衛》 に 《ゴーレム皮の篭手》 を装備して攻撃

5 ターン目 《レオニンの居衛》 にて攻撃。 《レオニンの居衛》 を追加召喚。

ここで、三浦はやっとクリーチャーである 《テル=ジラードの流刑者/Tel-Jilad Exile》 をプレイすることができた。これで、このターン死ぬことはなくなったはずだ……。

「あっ、ひいた」

森はやっと待望の 3 枚目の土地を引き、プレイしたカードは……《拘引/Arrest》。

これを、三浦の 《テル=ジラードの流刑者》 にエンチャントし、ゲーム終了。

三浦の展開が遅かったとはいえ、マリガン後の森の猛攻は素晴らしいものがあった。

森 1 - 0 三浦

Game 2

森勝洋

先行は三浦。

今回はマリガンなく順調にスタートする。

しかし、また森の一人舞台となる。

1 ターン目 《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》

2 ターン目 《銅のマイア/Copper Myr》

3 ターン目 《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》

4 ターン目 《記憶の仮面/Mask of Memory》 《ゴーレム皮の篭手》。 《トゲ撃ちゴブリン》 に 《記憶の仮面》 を装備し攻撃。

……除去カードをもっていない三浦はどうしたらいいのだろうか。

対する三浦は、3 ターン目、《花崗岩の破片/Granite Shard》、4 ターン目は何もアクションが起こせずと厳しい状態。

5 ターン目、《テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers》 を召喚するが、《トゲ撃ちゴブリン》 に除去され、装備品を移動させ 《銅のマイア》 にて攻撃。 三浦の残りライフは 16。

6 ターン目、《オーガの爆走者/Ogre Leadfoot》 を召喚するが、《トゲ撃ちゴブリン》 に除去され、装備品を移動させ 《銅のマイア》 で攻撃。 三浦の残りライフは11。

ここで三浦はもう逆転の目はないと判断し、投了。

ここで試合開始から 5 分であった。

装備の付け替え等、単純でない作業も多くありながらも、いつもながらの森のスピードには驚かされる。

Final Result : 森 2 - 0 三浦

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