ラウンド 7 : 有田隆一 vs. 岡田渉
決勝ラウンドへ残るための最終ボーダーがおそらくこの 9 点ライン。
1 番席で緑白赤をドラフトした岡田と対戦するのは、その隣の 8 番席で《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》 2 枚、《光明の天使/Luminous Angel》を自分パックから引いて除去豊富な白赤黒になった有田。卓としては《恐怖/Terror》は多く出ていて緑のアーティファクト破壊が出ていないという。
Game 1
先行有田は 2 ターン目に《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard》、3 ターン目にはそのお供の《ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets》を出す。このセットはさすがにまずいので、岡田は唯一のアーティファクト破壊の《爆破/Detonate》で破壊。
快調にクリーチャーを展開していた有田だったが、ランドが 4 枚でぴたりと止まってしまい、なにも動けなくなってしまう。 岡田はランドは必要以上に引いているが、肝心の白白がそろわないために白の飛行クリーチャー陣を出せないでいるといったところ。
ずいぶんと膠着する。
岡田は《哀悼者の盾/Mourner's Shield》で有田の《レオニンの居衛》を刻印、白いダメージ軽減のためにさらに膠着化。ようやく土地のそろってきた有田が出した《光明の天使》も止まってしまう。コツコツトークンをためる方針で。
岡田は《血清の水槽/Serum Tank》でガリガリとドローだけはしてるのだが、攻めれない。突破できない。有田も攻める理由がなく、相手のライブラリーが切れるのを待ってればいいだけなので、トークンを並べていくだけ。
「この膠着どうかできるカード、お互い入ってんのか？」
結局解決できない岡田は投了。アンブロッカブルで殴れる《鏡のゴーレム/Mirror Golem》はデッキの一番底に眠っていた。
また岡田は、
「《オーリオックの貫通者/Auriok Transfixer》で俺の《哀悼者の盾/Mourner's Shield》を寝かしてればとっくに勝ってますよ」
とも。
有田 1 - 0 岡田
Game 2
今回も白白がそろわないらしい岡田は、有田の《オーガの爆走者/Ogre Leadfoot》にボコスカ殴られてライフ 11。ようやく白白がそろって遅ればせながらも《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》、《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》と飛行クリーチャーを展開し反撃の糸口をつかむ。
これで残りライフ 3 まで削るが、《トゲ撃ちゴブリン》が《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》を装備したり、《浴びせかけ/Irradiate》が飛んだりと、除去される。
そしたら今度は岡田は《十二の瞳/One Dozen Eyes》を双呪でプレイ。わらわらーっと並ぶトークン達。最後は物量で岡田が押し切った。
有田 1 - 1 岡田
Game 3
《オーリオックの貫通者》、《兵士の模造品/Soldier Replica》、《ドラゴンの血/Dragon Blood》というテンポ展開を見せる有田。《ドラゴンの血》をどんどんクリーチャーに飲ませては殴り合いを進めていく。
土地が順調に並んでいる有田は《光明の天使》までも召喚。対して岡田の手札はランドという有様だった。
有田 2 - 1 岡田